経験者と偶然出会う
世界一周旅行に行っている従兄弟のRikaがケニアで出会ったという、フランスでAU PAIRを経験したという女性、Ayakaさんに先日会うことができました。AU PAIRの情報は、ワーホリに比べてほとんどどこにも載っていなくて、困っていたので、実際の経験者に話が聞けて本当にありがたかったんだけど、彼女は「タイムチケット」という仕組みを利用して、60分3,000円でAU PAIRの相談に乗るという試みをしていて、認知度がまだ高くなく全く応募がないという。そこで、レビューを書くことを条件に、無料で、一人目のお客さんとして、相談できる場を設けてくれたわけです。
60分の進め方
席に着くやいなや60分の相談が開始となったわけですが、この60分の使い方が、最後まで掴めないまま終わってしまいました。質問は、AU PAIRに関することすべて。これといって私も何も用意してこなかったことにも責任があります。彼女も、初めての試みであるために、質問ベースで答える構えしかありませんでした。
本来でいうと、これでいいんだと思います。「AU PAIRについて相談に乗る」場なので、相談事項がまずキーになるはず。でも私の漠然としたイメージは、「AU PAIRって何?ぶっちゃけどういう感じなの?」という会のつもりで臨んでいたのでした。
目的の違い
彼女の場合、まず「フランス」にこだわりがなく、Familyを見つける際の条件定義が私とは違いました。「海外に暮らす」「日本語が話せる家庭」この2つのみ。そこで見つかったFamilyが、偶然フランスの家庭だったというわけです。フランスに対する熱意や特別な思いがあるわけでもなかったので、フランス語の勉強もしていないし、学校にも通わなかったそう。
どうしよう、出だしが全く違う。
ここで質問の方向性を変えてみることに。
「家族とは何を事前に取り決めておいたほうが良いか?」「困ったことは何があったか?」「言葉の壁は?」
彼女のFamilyは、通常とは違ったそうで、日本人オペアを常に2人置いていたそうで、3人の子供を役割を決めて面倒見ていたそう。学校も2箇所だったので別々に迎えにいったり。それはそれで良いが、私が一番自分とはタイプが違うな、と思ったのは、働き方でした。
「時給だったから、所定の時間外に子供に遊んでとせがまれないように、例えば朝ごはんも一緒に食べてしまうと必然的に食べる手伝いが発生してしまったり、夜ご飯の後もダラダラリビングに残っていると遊んでとせがまれて遊んだりと、時給ならではの悩みがあった。だからきっぱり労働時間以外は、自分の部屋から出なかった」
というもの。これは時給という働き方ならではの考え方なので彼女が悪いのではないと思うんだけど、一緒に住んでいるのに、子供が遊んで欲しがっているのに「労働時間外だから」と遊んであげられない、という、なんとも腑に落ちない状態。。
私は、時給だけはやだ、と思ったのでした。
後にこの考え方が、正式に決まるファミリーに受け入れてもらえるキーになることに。結果、貴重なお話を聞けて自分の考え方を少なからずしっかりと持てることになり、ありがたいお時間になりました!
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