12/24 ▶︎ 長年の夢、パリ再び!

来たぜ、パリ

フランスにワーホリするきっかけになった、初めての海外旅行で訪れたパリ。またパリに来られるなんて!!!電車を降りてパリ市内へ降り立った時の感覚は、初めて訪れたフランスのクリスマス一色の街ストラスブール、人生で一度は行きたかったイタリアのヴェネチア、フランスイタリアとは全く違くて全てが新鮮だったスペインのバルセロナとは、全然違う感覚でした。

「あーーーーー、やっと来たんだ、本当に来たんだパリ!!!!」

言葉が出ない程の、感無量でした。ここまで来るまで、本当に長かった、、仕事を辞めて上京して、そのあとも転職したし、結婚して家族もできた。でもついに来ちゃったんだ、パリ。


パリの治安

パリは1区〜20区に分かれています。区ごとに危険な地区があり、要注意。日本と違って危険がいっぱいです。

私の大好きなモンマルトルの丘は危険地域!スリがたくさんいるそうで要注意区です。


パリの交通事情

パリ自体は山手線の内側より少し大きいくらいで、なんだそれくらいの大きさか!と思いきや、パリが小さいというより東京が大きい街と言えるみたいです。

たくさんの電車が走っていて、バスやトラムもあるけど今回は利用しなかったので割愛。アルファベットの路線が郊外へ行きの電車RER線、数字の路線が地下鉄です。

パリと郊外はゾーンが区切られていて、切符の利用できる範囲に大きく影響しています。パリがゾーン1、そこから円状にゾーンが伸びていきます。ちなみにパリ観光時にお世話になったAntonyの家はZONE4、シャルルドゴール空港はZONE5です。


自分に合う方法を考える

地下鉄切符にはいくつか種類があります。簡単にまとめてみました。

▶︎切符1枚 1.9€(90分以内乗換有効)

切符10枚セット 14.9€(90分以内乗換有効)

 …利用できる交通機関/メトロ全線全区間、パリ市内バス、パリ市内路面電車トラム、RER線「ゾーンZONE 1」エリア間(パリ市内)

▶︎1日フリーパス

ZONE 1-2 7,5€

ZONE 1-3 10€

ZONE 1-4 12,4€

ZONE 1-5 17,8€

 …利用できる交通機関/・メトロ全線全区間、路面電車トラム・バス・RER線・国鉄SNCF線の購入ゾーン区間

▶︎パリヴィジット(1〜5日フリーパス)

①ゾーン ZONE 1-3

1日間券 12€(子供 6€)

2日間券 19,5€(子供 9,75€)

3日間券 26,65€ (子供 13,3€)

5日間券 38,35€ (子供 19,15€)

②ゾーン ZONE 1-5

上記の大体倍の値段。省略します

▶︎チャージ型定期NAVIGO

Zone1~5までの一律料金で、1週間/22.15€、1ヵ月/73.00€

 …1週間のチャージでは、月曜0:00から日曜の23:59までの使用期間になります。購入可能期間は、使用する前の週の金曜からその週の水曜までです。水曜日に購入したら水曜日~日曜日の5日間の使用になります。1ヶ月チャージでは、その月の最初の日から最後の日までが有効で、使用する月の前月の20日から購入可能です。パスモやスイカと同じ仕組みで、改札にピッとかざして改札を通ります。

私たちはNAVIGOを昨日のうちに空港で購入しました!なぜなら日曜から金曜までの6日間パリに滞在する上に、使い捨ての切符とは違い、ZONE1から空港があるZONE5まで乗り放題で22.15€!!!Antonyの家のZONE4までの切符を買う必要もないし、お父さんを空港まで送り届けられるし、文句なしだからです。日曜である今日から使うと1日で使えなくなっちゃうので、明日から利用開始できる設定にして、空港で買いました。NAVIGOのことは事前に調べていて、証明写真を貼る必要があるので日本で事前に用意して持って来ていました。準備万端!


パリには月曜からの滞在がオススメ!

移動費の心配をすることなく観光ができて、改札でもピッとするだけなので手間いらず!数日滞在するなら、私は断然NAVI GOがオススメです!そして美術館巡りをするなら、毎月第一日曜日だけ、国立美術館の入場料が無料になります!オルセーはもちろんピカソ美術館も!美術館巡りをするならもってこいの第一日曜日。でもルーヴルは違うみたいで、11月〜3月の5ヶ月間の第一日曜日だけ無料開放になるそうです。

NAVIGOは新規カード作成代に5€チャージが必要(返却時に戻って来る)なのですが、それを除けば、1週間22.15€÷切符1枚1.9€で、12回乗れば元が取れます。(90分以内の乗換はややこしいので考えから外します)しかも空港までの往復も12回のうちに入るし、AirBnBで郊外に宿泊先を確保すればさらに宿泊費も抑えられて12回のうちに入るし、節約できます。おすすめ!ちなみに私の友達ならAntonyが泊めてくれるそうです笑 その時は紹介するので、ぜひたくさん日本語を喋ってあげてください!ラーメンが大好きなのでお土産にはインスタントラーメを持って行ってあげてください笑


7年前のフランス旅行

初めてのフランスも、今回と同じ父と2人旅行でした。5泊で丸3日間の観光日で、フランス語も英語もわからない私たちは、もちろん旅行会社を経由して、飛行機からホテル、日本人添乗員つき各種ツアーの全てを予約。ベルサイユ宮殿、ルーブル美術館、ノートルダム寺院、モンパルナスの丘とサクレクール寺院、セーヌ川クルーズとクルーズディナー。パリ市内バスツアー、モンパルナスタワーでのディナー(1人2万円くらい)、ロワール城巡り。自由時間は半日くらいしかなかったと思います。今回は、中でも大好きなモンマルトルの丘以外は、全て被らないプランにしました。

7年前、エッフェル塔の前で。


欲張らないプラン

日付は12月24日。そう、クリスマスイブです。夜はAntony宅に家族を招いてクリスマスパーティーをするということだったので、夕方過ぎには戻るつもりで予定を組みます。明日もあるし、私はいつでもまたパリに来られるし、とお父さんの行きたいところを優先して決めました。ルーブル美術館は7年前に来たので、今回はオルセー美術館に行くことに。明日はエッフェル塔とモンマルトルの丘とサクレクール寺院に行くことにしました。念願だったシャンゼリゼ通りのクリスマスマーケットは、今年は開催されないとのことでやむを得なく断念。噂によると、税金を払わない露店が増えすぎたとのことで強硬手段をとり、「クリスマスマーケットは無し」となったみたい。

今日回るところはこんな感じ。ノートルダム寺院付近で電車を降りて、セーヌ川沿いを歩いてラーメン屋へ笑。そのあとオルセー美術館に向かい、帰りにショッピングモールを観光して夕方過ぎに家に帰るプラン。

ちなみにシャルルドゴール空港はネイビー、Antonyの家がグレーです。


まずはノートルダム寺院へ

ノートルダム寺院は、セーヌ川中心にあるシテ島にあります。電車を降りるとすぐそこにセーヌ川。ずっと雨が続いてたので川が増水して溢れてました。クルーズ船も見えます。

目線をずらすとノートルダム寺院が。あー来たー!って感じがしました。入る予定はなかったんだけど、どうせだから中に入ろうとなりました。入場料ないし。ところが外には長蛇の列。まさか入場規制?と思いきや、おそらくテロ対策なのか、荷物チェックでした。

天井は高く、クリスマスイヴということもありミサに訪れている人もたくさんいました。

美しく有名なバラ窓。

ノートルダム寺院が今に至るまでの歴史が記されてました。


ノートルダムは世界に一つここだけだと勘違い

ディズニーアニメにもある「ノートルダムの鐘」のモデルとなっている、ノートルダム。モデルはパリのノートルダム寺院で間違い無いそうなんですが、「ノートルダム」というのはフランス語で「私達の貴婦人」という意味で、聖母マリアを指しているそうです。パリだけではなく、フランスの各地、他にもベルギー、ルクセンブルク、カナダ、ベトナム、アルジェリアにもあります。世界でもパリにしかないと思ってたのは、全くの勘違いでした笑


ユネスコ世界遺産、「パリのセーヌ河岸」

ノートルダム寺院を出て、セーヌ川沿いを歩きます。建物の高さには「●メートル以上はNG」という決まりがあります。エッフェル塔が高く見えるのはそのせいです。実際は東京タワーより低いです。

建物の屋根には煙突がたくさんあって可愛い。

セーヌ川自体というよりは、セーヌ川を含む一帯が世界遺産に登録されています。ノートルダム寺院自体は登録されていませんが、ノートルダム寺院を含む一帯が登録されている、という感じ。範囲はノートルダム寺院があるシテ島の端辺りから、エッフェル塔まで。およそ8kmです。ここを網羅しているクルーズ船が多くあるので、パリに行くなら絶対行くべきです!セーヌ川から見るパリの景色はまたより一層素敵です。ぜひ!夜だとディナークルーズもあります、7年前に利用しましたが最高でした!

こんな感じで、セーヌ川をクルーズで回れます。


念願のラーメン屋

今回目指したラーメン屋はこちら「こだわり」。外には長い列が。ラーメンはやっぱり人気なんですね。もう日本食に飢えすぎて、せっかくのパリでもラーメンを選びました笑 このあと私が移動する滞在先付近にはラーメン屋なんて無いので、今のうちに食べておかないと、とも思ったからでもあります。それにしてもめっちゃ高かった。

私は醤油ラーメンの辛肉味噌のせ。この肉味噌がハズレで、、、ガリガリする胡椒がこれでもかと入っていて、ラーメンにも溶け出してしまい、全く美味しくありませんでした。。

父は塩ラーメン。これは美味しかった!!これにすればよかったと後悔。。


セーヌ川を挟んでルーブルと対角線上に位置するオルセー美術館

お腹一杯になり、オルセー美術館を目指して歩きます。オルセー美術館はもともと、ニーズに対し見合わなくなった古いオルセー駅を取り壊すところを改造して作られた美術館で、中心には駅舎時代に使われていた大きな時計が見られます。入場料は11€、事前購入なら8.5€。

大きく吹き抜けになっている美術館。小さな部屋がいくつもあり、たくさんに作品が飾られていました。

ここにも日本語のオーディオガイドがあります。5€だったかな?全ての作品についてではないですが、有名な作品には番号が付番されていて、その番号を打ち込むと日本語で説明が流れます。

吹き抜けの広場に飾られている大きな時計。うっとり眺めてしまいました!

こちらは3階から見た吹き抜け広間の様子です。そして美術品にはあまり詳しくないのですが、、一度は見たことある作品がたくさんありました。しかも囲いも保護ガラスなども一切ないのがすごいです。

ヴィーナスの誕生

ローヌ川の星月夜

ゴッホの自画像

落ち穂拾い

とある階から窓の外をのぞいたら、セーヌ川を挟んだ向こう側にルーヴル美術館が見えました、なんて贅沢。


多分場所を間違えた目的地、ボンマルシェ

オルセー美術館を後にして、お父さんが持って帰るお土産を調達するため、ネットで見たオススメの大型のスーパー?みたいな場所に向かいます。でもいざ到着してみたら違う場所を目指してしまったようで、同じ名前の店なんだけど…日本でいう西武みたいな場所に到着してしまいました。高くてお土産調達できない笑 ので10分くらいで退散。代わりに、近くの庶民はスーパーで、フランスならではの調味料やブイヨンをたくさん購入しました。大人になってみると、こういうお土産って実は嬉しい。ブイヨンは特になんでも使えるし最高です。簡単にフランス料理が作れますね。


Antony家のクリスマスパーティに参加

19時くらいに家に到着すると、ご両親とお兄さんが来て私たちをお出迎えしてくれました!いつも本当に優しくしてくださるAntonyお父さん、以前Antonyが日本に来た時も、うちのお父さんにとシャンパンとワインをたくさん持たせてくれました。今回も大量のワインをお土産にくれました、お父さんは2本だけありがたく頂戴してました。

前菜は、フォアグラ、スモークサーモン!かなりお高めの良いフォアグラだそうで、めっちゃ美味しかった。。

続いてシャポーという鳥の丸焼き。これもめっちゃ美味しかった!中に何か詰めることもあるそうですが、今回は時間がなくてしなかったとのことです。

Antonyお父さんが切り分けてくれます。

続いてラムの串焼き?とおっきな海老!!このラム、柔らかくて本当に美味しかった。。海老は醤油でいただきました笑

ラムは、もやしと一緒にサラダ菜に巻いて、チリソースでいただきました。

最後にケーキ!ブッシュドノエルですね。こちらも御免なさい、、!死ぬほど甘くて、全く食べられませんでした。。


おもてなしにバタンキュー

断れない日本人の精神を発揮し、お父さんは勧められるがままにワインも食事も口へ運び、美味しくて幸せな気持ちと共に、食べ過ぎでバタンキュー。ワインを飲むのもお父さん達だけで、2人でかなりの本数のワインを開けてました…そしてお父さんはお言葉に甘えて途中で退席し、屍のように寝てました。いびきがすごかった。


要注意!フランスのクリスマス

日本と違って、こっちのクリスマスは家族と過ごすのが一般的です。恋人とは過ごしません。家族で家で過ごし、映画にあるような、ツリーの下にある大量のプレゼントを子供達が開ける絵に描いたようなクリスマス。そしてクリスマスである12月25日は、ほぼ全ての店や美術館が閉まってるそうです。25日に観光できる場所といえば、ポンピドー・センター(ただし火曜休み)、エッフェル塔(ただし並ぶのを覚悟)、サクレ・クール寺院(ノエルの特別ミサ開催)ぐらいだそうです。この時期の観光には要注意です。


明日はパリ2日目。パリの観光自体は明日で最後です。明日はエッフェル塔、モンマルトルの丘とサクレクール寺院、凱旋門に向かいます!

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