ついに観光最終日!!少しぶらぶらして、後はバスに乗ってパリに戻り、電車を乗り継いでYerresに帰るだけ。今までの旅行に比べたら最高に楽チン。まずはホテルの朝食を食べることに。充実した朝食も何日ぶりだろう…
ホテルは最高のおもてなし
朝起きたら大雨状態。朝食はホテルのビュッフェがいただけるのでレストランへ移動したら、窓際の席に案内してくれました。「サービスレベルには期待しないほうがいい」ってフランスは聞いてたけど、そんなことは全くなくて、めっちゃ笑顔で対応してくれるし、私の拙いフランス語も笑顔で聞いて返してくれました。
帰りの集合時間は16:45
しかしものすごい雨と風、外はまだ真っ暗で、とても今日島内に行く気にはなれなかった。島内に行ってもモン・サン・ミシェル内にはもう入れないし、散策したり、島内のお土産やさんを巡るぐらいしかやることがないのである。16:45までかなりある。ブログを書くのも追いついてないし、チェックアウトしてホテルのロビーでゆっくりしてよっか…なんて話しながら朝ごはんを食べてたら、だんだん晴れてきて、なんとスカッと晴れた。お昼前くらいに無料シャトルバスで島内に行って、散歩とお土産屋さんを回って、満足したら戻って、ホテルのロビーでゆっくりして過ごそう、ということに。こういう「今日やりたいことは今日(もしくは前日の夜くらいに)決める」旅行、結構好きです。
空は晴れたけど風がやばい
地面が乾くぐらい太陽が照ってきたのに、みてください、この看板。もちろん通常は垂直に立ってます。
恐ろしく強い風で常にこの状態…いかに風が強いかお分かりいただけるかと思います。帰りのバスの添乗員さんに聞いたら(行きとは違う添乗員さんでした)、月に1度くらい、ものすごく強い風の日があるそうです。それが今日だったそうで。でも昨日は曇りだったり豪雨だったりパラパラ雨だったり天気がコロコロ変わってたので、傘をさしたり閉じたり忙しかった、、今日は強風で前に進むのに体を斜めにして歩かないと行けないけど空は青い、というなかなか波乱万丈な日だったけど、今日は今日で滅多にない日だったみたい。ラッキーということにしました。
対岸側の長い渡し道路の直前でモン・サン・ミシェルを眺めました。ちなみにシャトルバスや自家用車じゃなくて、歩いて渡ることもできます。距離にすると40分くらいだったかな。時間もあるしのんびり歩きながらも良かったけど、風が強すぎてなかなか前に進めないので諦めました。
無料シャトルバスの降車用停留所から撮ったモン・サン・ミシェル。
ちなみに無料シャトルバスはこんな感じ。結構おしゃれです。ほぼ毎回満員でだったんですが、奥に詰めようと思えばいくらでも詰められるのに、みんな詰めてくれませんでした。「マジかよ!」って思うぐらいまだまだ入れるのに詰めない。なんでだ。
入り口に入ると、トイレやATMがありました。観光客に優しい島。
更にまた門が。ツリーはクリスマスだからかな。
その門を入ると、両側にオムレツが食べられるお店がありました。お茶してる人たちもたくさんいました。
至る所に設置されてるゴミ箱と灰皿。
AEDも設置されているのを発見。
ここもやっぱり日本語記載が!でもなぜか表記は「EAD」。
ここでも絵葉書を買って、お母さんと旦那くんに送りました。昨日のうちに買っておいた葉書をホテルで書いて、モン・サン・ミシェル内にある郵便局で投函しました。切手を買わずに窓口でお金を払うと、モン・サン・ミシェル専用の消印を押してもらえるそうで、あえて窓口を選びました。
島の一番上にあるモン・サン・ミシェルへ行くまでには、お土産屋が並ぶメイン通り以外にも、上に登る細〜い階段の路地がたくさんありました。通るのがギリギリなほど。
メイン通りを外れて上に登って行くと、島に住む人たちの家もたくさんありました。そしてお墓も。ここで産まれて(病院は島内には無さそうだから出産する場所自体は違うのかも?)ここで亡くなる人もいるんだよなあ。忘れちゃいけないのは、私たちには観光地でも、ここで産まれてここで亡くなる人がいるということなんだなあと改めて思いました。
メイン通りと細い路地以外にも、グルーっと城壁がありそこを歩くこともできました。今日は歩かなかったけど、昨日は風が強くて吹っ飛ばされそうになりながらも歩きました。
2時間くらいぶらぶら歩いて写真を撮ったり堪能して、12時半くらいには満足して対岸へ戻ることに。見納めのモン・サン・ミシェル、最後にもう一度写真を。
帰りのバスの中から、最後のモン・サン・ミシェル。また来ることがあるのかなあ。昨日は嵐のような雨と風で夜ライトアップされたモン・サン・ミシェルが見れなくて残念。初夏みたいな過ごしやすい季節に、のんびり眺められると良いなあ。
対岸のホテルが並ぶ通りに戻って来て、お昼を食べることに。右側の牛のオブジェがたくさんあるところが、唯一のスーパーです。
お土産もたくさん並んでるし、観光地価格だけどワインやつまめる物もたくさん売ってました。昨日もここで書いました。カフェも併設していて、そこでサンドイッチとりんごジュースを買って過ごしました。
集合時間までまだまだ時間があるのでホテルのロビーに移動して、ふかふかのソファーで待たせてもらい、また4時間くらいかけてバスでパリに戻ります。帰りのバスから見たエッフェル塔もまた良かった。
Antonyの最後のおもてなし
「綾子たちにエビフライを作ってあげたいんだ!」と張り切って作ってくれたエビフライ。しかもカレーまで!
家に着いたのは23時前くらい、胃には重めだけど、でもありがたくいただきました。いつまでも優しいAntony、ありがとう。
お土産代理人、Antony
2日目のパリを諦めた私たちに代わって、なんとAntonyが家族や親戚へのお土産を仕事終わりに買って来てくれました、、どんだけ優しいんだAntony!
年末は毎年親戚の集まりがあるので、みんなに配れるようにいくつか買って来てもらいました。お菓子や物も良いけど、フランスならではの調味料をチョイス。
全ての締め
明日は9時くらいにはYerresの家を出てお父さんは帰国するので、遅い時間だけど今日のうちに、と最後の帳簿付け。
めっちゃマメなお父さん、この3週間全ての支出をつけていてくれました。あとから見返したり、思い出を振り返るのに大切な財産になります。
パッキングまで終えて、2時くらいにやっと就寝。明日はいよいよお父さんが帰る日、そして私は本番が始まります。頼れる人はいなくなり、全て一人で調べて一人で決断しなければいけない11ヶ月が始まります。
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