バイバイ父ちゃん
今日はお父さん帰国の日。またしてもAntonyが空港までお見送りに来てくれるとのこと!優しい、、優しすぎるぜAntony、、!そして私のパリ滞在最終日でもあるので、お父さんを空港に送った後はホームステイに向けて必要なものをパリ市内に買いに行くことに。これにもAntonyが付いて来てくれるとのことで、本当に心強かった。
8:30、玄関前で最後の3人で記念撮影。右も左も分からない国で、Antonyの存在とこの家は、私にとっても、お父さんに取っても救いの場所でした。
Yerres駅に向かう道、階段があるのでスーツケースが死ぬほど重い。
安心するYerres駅。フランスのhomeでした。
フランス人が失笑するフランポネ
「これ何?笑」と空港に向かう電車の中でAntonyに笑われたのですが、この日本のブランド「mono comme ça(モノコムサ)」。
「comme ça」はフランス語で「こんな感じ」という意味なのですが、頭に「mono」がつくとフランス語としては成り立たないのです。間違えたわけではないと思うのであえてつけた名前だと思うんですが、フランス人から見ると間違えたフランス語みたいで失笑してしまうんだとか。ずっとこのリュックを背負って旅行してたんですが、mono comme çaには何にも罪はないのに、急に恥ずかしくなってきました。
Franponais(フランポネ)とは
フランポネとは、日本におけるフランス語の誤用を指します。実は、結構日本には間違ったフランス語(意味のないフランス語?)が溢れてるんです。それを見たとき、フランス人は「間違ってるし笑 笑える笑」と失笑するそうです。フランス語でフランス語は「Français」、日本語は「Japonais」というので、合わせって「Franponais」と表記します。いくつか紹介したいと思います。※ネットより転載
▶︎ラ・フランス=La France
実際にこれが一番驚かれます。日本では、フランス原産の洋ナシを指す“ラ・フランス”ですが、これは“La France”と書き、“フランス(国名)”を指します。日本のナシを海外でNIPPONと呼ばれていたらビックリしますよね。正しくは、La poire(ラ・ポワー)です。
▶︎ランデブー=Rendez-vous
日本では男女のデートの意味で使われることが多いですが、フランス語では“人と会う約束全般”を指します。つまり、歯医者や美容院の予約から会合、商談まで全てがランデブーなわけです。ちなみに、フランス語で“デート”だけに限定した言葉はないそうです。
▶︎ルージュ=Rouge
“春の新作ルージュ”、“落ちにくいルージュ”など、日本では広く“口紅”という意味で使われている“ルージュ”という言葉。しかし、これはフランス語では単に“赤色”を指します。フランス語で口紅は“Rouge à lèvres(ルージュ・ア・レーブル)”と言います。“lèvres”が唇を指し、直訳すると“唇用の赤”という意味です。
▶︎アベック=Avec
もはや完全に死語ですが、昔の日本では恋人、カップルのことをアベックと言っていました。フランス語でのアベック“Avec”は、英語で言うところの“with”と同じ使い方をします。「~と共に」という意味で、日常よく使う言葉です。会社の人や兄弟、家族、友だちなどの恋人以外にも、もちろんアベックと使います。
▶︎アラカルト=à La Carte
アラカルトの本来の意味は、レストランでコース料理ではなく、好きな料理を単品で注文すると言う意味ですが、日本では意味を広げて「いろいろ」、「あれこれ」、「たくさんの~」という意味合いで使われています。日本でのアラカルトは、実際には何の意味もない場合もあります。子育てアラカルト、ショップアラカルト、ウェジェットアラカルトなどなど。結構めちゃくちゃです。なんでこうなったんだろう、不思議な国、日本。
あっけないさよなら
Antonyがグイグイ連れてってくれるもんだから、あまり周りも見ずに早足でホイホイ着いて行きました。するとAntonyの手がニュイっと出てきて、「綾子はここは通れないよ」とストップがかかり立ち止まる。別れを惜しむ暇もなくお父さんはもうゲートの先に進んでいて、「気をつけて帰ってね」とか言う間も無く消えて行くお父さん。慌てて写真だけ撮りました。エスカレータを降りながら、何度も振り向いてバイバイするお父さん。1年会えないとなると急に実感が湧いてきて寂しくなってきたのに、Antonyがいるからメソメソもできないし、サラッと元気を装います。
(その後トイレに駆け込んで少し泣いたのは内緒)
パリ市内へ戻ってまたラーメン
ちょっとお腹も減ったので、おとといのあんまり好きじゃなかったラーメンを挽回したくて、またラーメン屋に笑 ラーメンって美味しすぎる。。
CDGからの帰りの電車はフランス国旗色。日本も、国際空港から出るバスとか電車に、日本国旗カラーを取り入れたら良いのにな。結構テンション上がりました。
すごいぞ一風堂
今度こそ絶対外したくないラーメン。冒険はせずに安定の一風堂をチョイス。
しかし高すぎる、高すぎるぞラーメン。1ユーロ140円くらいだったので、一番安いラーメンが1,800円くらいする。。
店内も日本の雰囲気。外国人のお客さんでめっちゃ混んでました、外にはもちろん行列。私たちも待ちました。
でもやっぱりフランス、お水の入れ物もおしゃれ。クール。
最後のラーメン!とケチらずに、大好きなメンマもトッピング。作ってる人が日本人じゃなかったからなのか、メーーッチャ美味しい!とはならなかったけど、、でも幸せなひと時でした。
今日の目的はあと4箇所
明日は9時くらいにホームステイ先に出発するので、今日のうちに必要な用事を済ませて、物を買い揃えておこうと思い、各目的地へ向かいます。
✔︎携帯のSIMカード入手
✔︎日本食料品店で醤油など購入
✔︎無印良品店でノート購入
✔︎フランスのマツキヨと呼ばれる激安薬局で化粧品購入
真っ赤な駅のホームのベンチ。長いベンチじゃなくて一人掛けなのは、スリ対策?それともオシャレ?
間違いなく最強、「free」
紆余曲折を経て色々調べて考えぬいた結果、「free」という会社の携帯SIMにしました。いつか行きたいと思っていたワーホリのため、携帯は数年前にSIMフリーの携帯を購入しておきました。1ヶ月単位で契約できるこのSIM、1ヶ月以上滞在するなら間違いなくこれにすべきです!!!SIM発行手数料が初月に10ユーロかかりますが、月々の金額はなんと19.99ユーロ。2,800円ぐらいで、なんと通信量は月100GB!しかもほぼLTEで繋がるそうです。しかも、フランス国外でのローミングにも対応しています。ヨーロッパであればfreeのSIMカードがそのまま使え、通話もデータ通信もできます。フランスを出ると速度は3Gに抑えられますが、これまた十分過ぎる25GB分のローミングデータ通信が付属します。しかも、この25GBはフランス国内のLTE100GBとは別枠の扱いです。まさに最強。
日本の携帯ショップのような面倒な手続きはなく、端末に住所や名前、引き落とし用のクレジットカードの情報を自動販売機に打ち込むだけ。完了すると、缶ジュースみたいに取り出し口にSIMカードが出てきます。案内表記に日本語はありませんが、Antonyがいたのでここも楽勝でした。神様Antony。
店内はかなり混み合ってます。少ないですが店員さんもウロウロしてたので親切に尋ねる事もできました。freeのサイトはこちら。
フランス全土に自動販売機が設置されているキヨスクがあります。赤い点がキヨスク、赤い雫のようなマークがfreeの店舗です。
驚くべき値段
続いて、パリを離れるのでそんなに簡単に手に入れられないだろう…と、日本の調味料を手に入れるべく日本食料品店へ。お目当は醤油と料理酒。
中華街ならぬ、日本街がありました。ラーメン、うどん、お好み焼き、いろんな店が集う地区。パリだなんて信じられない!
ずらっと並んだ即席ラーメンの袋。1.5〜2.6ユーロくらいなので、なかなかのお値段します。1食210〜360円くらいです。
大好きなフルーチェはこの値段、、4.5ユーロなので640円くらい。買う気になれません。
納豆も売られていましたが、なんと冷凍で賞味期限が半年以上切れてました。解答するのが難しそう。
安定の無印良品店
お気に入りで、フランス語の勉強に3年間ずっと使ってきた無印のノートを求めて無印良品店へ。お値段はもちろん少し張りましたが…必需品と腹をくくって買いました。
パリのマツキヨって呼ばれてるらしい
店内は撮影禁止なので写真は撮ってませんが、ものすごい人でした。空いていると言われている時間を狙って行きましたが、平日の夕方や休日は更にものすごい人だそうです。普通の薬局なのですが、とにかく安い!
お目当てはこちら、NUXEの「プロディジュー オイル 」。髪の毛、顔、身体、全てに使える万能のオイルだそうで、ずっと気になってました。日本で買うと、50ml3,500円くらいですが、このフランスのマツキヨと呼ばれる「citypharma」では、100ml2,500円くらいでした!倍の量でこの値段です。びっくり。ホクホクして4本購入。
フランスの水事情
よく聞く話ですが、フランスは水道から出る水が硬水なので肌や髪に良くありません。そのため、「洗顔フォーム」はほとんど売っていなくて、水で顔を洗わなくて済む「ふき取り化粧水」や「拭き取りメイク落とし」が主流です。また髪にも良くないということで、2〜3日に1回しかお風呂に入らない人、髪を洗わない人も多いみたいです。
BIODERMAのこちら。楽すぎます。日本でも流行ってほしい。やり方は簡単で、コットンに染み込ませて顔を拭くだけ。オススメの拭き取りメイク落としということで、同じくcitypharmaで買いました。メイク落とし、洗顔、化粧水までこの一本で済むというから優れもの!
家に帰ってパッキング
さて、すべての用事を済ませて、ヘトヘトになりながらYerresに帰ります。疲れすぎて観光もしませんでした。
お父さんがいる間は、お父さんが使っていたこのゲストルーム。今夜は私が泊まらせてもらいます。旅行中は置かせてもらっていたスーツケースも持っていくので、すべての荷物をパンパンに詰めました。
明日は11時くらいの電車に乗ってホームステイ先を目指します。
バイバイYerres、バイバイParis、そしてバイバイAntony!
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